現在、メーカーの直販サイトで再販をしている
ガールズ&パンツァー figma Vehicles IV号戦車H型(D型改)という製品について
この製品、写真ではシュルツェンがちゃんと付いた状態のモノですが、実物は半完成品で
自分でニッパで切って、接着剤を塗ってシュルツェンを取り付ける必要があります。
また、箱出し状態だと、テカテカのABS樹脂の状態です。
シールもこのままで貼り付けるとボルトの頭が邪魔で平らに貼れないため、少し切る必要あります。
figmaを載せて遊ぶだけなら、別段このままでもいいとは思いますが・・・
やっぱりシュルツェンはちゃんと取り付けたい、プラ質感丸出しのおもちゃ感はなんとかしたい・・・
となると接着と塗装またはつや消しトップを吹く必要が有ります。
折角の戦車模型ですから、私としては劇中の戦車に近づけたいと思うのが人情だと思います。
ただ、そうしようと思うと・・・なかなかどうして、結構面倒な模型なんです。
先ずは、このテカテカです。おもちゃとは言え、戦車でのこのテカテカは許せんのです。
そこで塗装を施すことになります。
ここで、一つの問題として、この模型の樹脂はABSを使用しています。
ABS中のスチレンは溶剤に弱いという特性があり、一般的なラッカー系の塗料は樹脂を侵す可能性
があります。
その為、下地処理として私はタミヤのPPプライマー(ABS樹脂対応)を塗布しました。
特に塗料が溜まりそうな箇所とヒンジ等の肉厚が薄い箇所へ
その上に、オキサイドレッドのサーフェイサーを塗布しました。
これはプライマーだけではなくサフでも液浸透を防ぐ意味と後々走らせた時にぶつけて表面塗装が
剥がれても赤色が覗いてサビ風に見えるのでは?との期待からです。
後、下地に赤を持ってくる事で、上塗りがほんのり赤みを帯びると考えています。
ガルパンⅣ号は少し赤みが有るように見えるためです。
スプレー缶での塗装を前提にしていますので、スプレーしにくい箇所は予め近似色で塗布します。
別売の車外装備品ですが、D型仕様の為、H型の設定では斧と履帯工具一本の向きが逆になります。
車外装備品も塗布
本塗装を行います。Mrカラーのウッドブラウンです。予備転輪ラックは外して塗りました。
全体の塗装が終わったら細部の色分けを筆塗りします。
マフラーは設定では車体同色の様ですが、結構サビサビになるようなので黒鉄色にして後々サビを
再現します。
この時点くらいで、シュルツェンの固定も行います。
固定する際にはABS樹脂用の接着剤か瞬着が必要です。私はABS用を使用 硬化が少し遅いので
ゆっくり作業します。瞬着も良いんですが、白化(最近はなりにくいのも有りますが)と硬いのでABS用
を選択しました。(接着面に油分があると固着しにくいです。クリーナー等で拭いてから接着)
側面シュルツェンも同じ要領で塗装してあります。
この後ラジコン化を行いました
ラジコン化を検討の方は過去記事を読んで下さい。ヘンロン製のユニットの移植です。
斧は設定上は上の写真の通りです。斧の方向を切り貼りし変更、パテ埋めと塗装をしてあります。
車外装備も設定とは異なる製品なので、資料を確認して加工しなおし塗装して取り付けます。
C型シャックルは少しひどいですねー 後々作り替えたいとは思っています。
ここ迄くればほぼ完成です。
シール貼り前です。
砲塔のシュルツェンに貼るシールはボルト頭の部分に干渉するので、現物合わせで透明の部分を
切ります。
側面シュルツェンに校章を
一応全体的には完成です。
キューポラハッチの内側や正面側の牽引フックを作ったりすればそれらしく成ります。
ざっと流しての手順ですが、こんな具合です。
ウェザリングについては、現状考えていません、一部はするつもりではいますが、全体的には綺麗
な状態を保ちたいと考えます。あんこうチームや自動車部の面々が日々愛着を持って整備した車両
なので!
正直、この製品は完成品では有りませんね
半完成品で仕上げはオーナーに任せるタイプです。
現在のパチ組ガンプラを作れるのがやっと・・・という方にはかなりハードルが高いかもしれません。
タミヤのAFVモデルを普通に組めるよ!って 言える人なら問題ないレベルですし、寧ろ大きい分
簡単だと思います。
樹脂の特性、接着剤の選択、塗料を塗る手順など考えて行わないと折角の製品を壊す可能性
が有りますので、ご自分の工作レベルと相談して購入されることを勧めます。
正直、デカイので持ちやすいので、塗装は小さいものよりかなりやりやすいと考えます。
部品の取り付け手順と塗装手順を考えてやれば問題無いでしょう。
また、ABSとは云え、肉厚の厚い樹脂ですので、余程溶剤を一箇所に溜めない限り問題は出ないとは
思いますが、現在はABS用のプライマーや塗料載りの良いサフが有りますので、この辺りの製品を
活用するのが良いと考えます。
ここ迄、塗装に拘れないというので有れば、最低限つや消しのトップコートを勧めます。
もう少し詳細は、過去記事を読んで下さい、ここでは要点のみを記載して居ますので、興味が有れば
そちらを確認して下さい。
figma戦車は二回目ですので、一回目のD型の記事も確認して見て下さい。
各カテゴリーへのリンクは下記の通り
ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車 H型(D型改) ラジコン化及び塗装 リンク
ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車 D型 本戦仕様 ラジコン化及び塗装 リンク
Ⅳ号戦車H型 ガルパン塗装テスト フラットブラウン リンク
Ⅳ号戦車J型 ガルパン塗装テスト ウッドブラウン リンク
簡単に出来るだろう 確かに簡単に出来たと私は考えていましたが、レビューやつぶやき等を
見ていると、シュルツェンの取り付けが出来ないとか、車外装備品について設定と異なるとか、
色の問題を指摘したりしているのを拝見すると、案外経験値がない人にとっては難しい製品
なのではと考えます。
再販をやっていますが、自分のレベルはどのあたりで、どのレベルに仕上げたいかを
考えた上で注文される方が良いと思います。
まあ、この程度出来るでしょ!って言いたいんですけどねー
案外、出来ない人って要るんだと分かりましたので、参考に成ればと思います。
逆ギレして、このメーカー品はもう買わないとか、ちょっと失敗してもう止めた、ジャンク!
とかって書かれているのを見ると、もう少しゆっくりと手間を掛けて作りなおしてみたら?
と思います。
ちょっと出来ないから癇癪起こしても、折角の模型が勿体無いですから・・・
ネットで参考に成るものを探して、もう一度やり直してみて欲しいですねー
そうすれば、模型の楽しさが分かるんじゃないかなぁー
完成品ばかり買って遊んでも、結構つまんないんじゃ無いかな?
少し手を入れられるようになると楽しいと思うな~
忙しいから、完成品でしか遊べないって言うかもしれませんが
時間を作って、模型を仕上げるのが趣味だと思うので・・・
完成品で買って終わりは寂しいと思うし・・・まあ、このあたりは個人の気持ち次第ですね~
ガルパンの中で、戦車道には人生の全てが・・・と有りますが
模型も一緒で、いろいろと教わる部分も有りますから、じっくりとやってみれば難しいモノでは
無いと思います。
今回も塗装、ラジコン化までを行って見ました。
完成と云えば完成ですが、まだまだ手を入れたい部分も有ります。
砲塔シュルツェンの開閉機構は面白そうですね~
ギアの点検口ハッチの開閉は面倒かな~ 開け閉めすることないし(笑)
可動履帯は、やってみたい気持ちは有りますが、多分無理ですねー 嫁からクレーム出そう
【塗装だけでも結構ねー・・・この辺りは私だけの生活ではないので】
まあ、出来るところはやってみたいですね
おいおい時間を見ながら、他の趣味との兼ね合いで・・・
まあ、中には細部まで細かく拘る方もいますので・・・私も上には上がと思う日々です。
最低限、シュルツェンと車外装備くらいは取り付けて欲しいですねー その上からつや消しトップ
を薄く吹き付ければいいし・・・出来れば屋外で乾燥した日にやって下さいね
湿度があると白濁するので!この点は要注意です。
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ガールズ&パンツァー figma Vehicles IV号戦車H型(D型改)という製品について
この製品、写真ではシュルツェンがちゃんと付いた状態のモノですが、実物は半完成品で
自分でニッパで切って、接着剤を塗ってシュルツェンを取り付ける必要があります。
また、箱出し状態だと、テカテカのABS樹脂の状態です。
シールもこのままで貼り付けるとボルトの頭が邪魔で平らに貼れないため、少し切る必要あります。
figmaを載せて遊ぶだけなら、別段このままでもいいとは思いますが・・・
やっぱりシュルツェンはちゃんと取り付けたい、プラ質感丸出しのおもちゃ感はなんとかしたい・・・
となると接着と塗装またはつや消しトップを吹く必要が有ります。
折角の戦車模型ですから、私としては劇中の戦車に近づけたいと思うのが人情だと思います。
ただ、そうしようと思うと・・・なかなかどうして、結構面倒な模型なんです。
先ずは、このテカテカです。おもちゃとは言え、戦車でのこのテカテカは許せんのです。
そこで塗装を施すことになります。
ここで、一つの問題として、この模型の樹脂はABSを使用しています。
ABS中のスチレンは溶剤に弱いという特性があり、一般的なラッカー系の塗料は樹脂を侵す可能性
があります。
その為、下地処理として私はタミヤのPPプライマー(ABS樹脂対応)を塗布しました。
特に塗料が溜まりそうな箇所とヒンジ等の肉厚が薄い箇所へ
その上に、オキサイドレッドのサーフェイサーを塗布しました。
これはプライマーだけではなくサフでも液浸透を防ぐ意味と後々走らせた時にぶつけて表面塗装が
剥がれても赤色が覗いてサビ風に見えるのでは?との期待からです。
後、下地に赤を持ってくる事で、上塗りがほんのり赤みを帯びると考えています。
ガルパンⅣ号は少し赤みが有るように見えるためです。
スプレー缶での塗装を前提にしていますので、スプレーしにくい箇所は予め近似色で塗布します。
別売の車外装備品ですが、D型仕様の為、H型の設定では斧と履帯工具一本の向きが逆になります。
車外装備品も塗布
本塗装を行います。Mrカラーのウッドブラウンです。予備転輪ラックは外して塗りました。
全体の塗装が終わったら細部の色分けを筆塗りします。
マフラーは設定では車体同色の様ですが、結構サビサビになるようなので黒鉄色にして後々サビを
再現します。
この時点くらいで、シュルツェンの固定も行います。
固定する際にはABS樹脂用の接着剤か瞬着が必要です。私はABS用を使用 硬化が少し遅いので
ゆっくり作業します。瞬着も良いんですが、白化(最近はなりにくいのも有りますが)と硬いのでABS用
を選択しました。(接着面に油分があると固着しにくいです。クリーナー等で拭いてから接着)
側面シュルツェンも同じ要領で塗装してあります。
この後ラジコン化を行いました
ラジコン化を検討の方は過去記事を読んで下さい。ヘンロン製のユニットの移植です。
斧は設定上は上の写真の通りです。斧の方向を切り貼りし変更、パテ埋めと塗装をしてあります。
車外装備も設定とは異なる製品なので、資料を確認して加工しなおし塗装して取り付けます。
C型シャックルは少しひどいですねー 後々作り替えたいとは思っています。
ここ迄くればほぼ完成です。
シール貼り前です。
砲塔のシュルツェンに貼るシールはボルト頭の部分に干渉するので、現物合わせで透明の部分を
切ります。
側面シュルツェンに校章を
一応全体的には完成です。
キューポラハッチの内側や正面側の牽引フックを作ったりすればそれらしく成ります。
ざっと流しての手順ですが、こんな具合です。
ウェザリングについては、現状考えていません、一部はするつもりではいますが、全体的には綺麗
な状態を保ちたいと考えます。あんこうチームや自動車部の面々が日々愛着を持って整備した車両
なので!
正直、この製品は完成品では有りませんね
半完成品で仕上げはオーナーに任せるタイプです。
現在のパチ組ガンプラを作れるのがやっと・・・という方にはかなりハードルが高いかもしれません。
タミヤのAFVモデルを普通に組めるよ!って 言える人なら問題ないレベルですし、寧ろ大きい分
簡単だと思います。
樹脂の特性、接着剤の選択、塗料を塗る手順など考えて行わないと折角の製品を壊す可能性
が有りますので、ご自分の工作レベルと相談して購入されることを勧めます。
正直、デカイので持ちやすいので、塗装は小さいものよりかなりやりやすいと考えます。
部品の取り付け手順と塗装手順を考えてやれば問題無いでしょう。
また、ABSとは云え、肉厚の厚い樹脂ですので、余程溶剤を一箇所に溜めない限り問題は出ないとは
思いますが、現在はABS用のプライマーや塗料載りの良いサフが有りますので、この辺りの製品を
活用するのが良いと考えます。
ここ迄、塗装に拘れないというので有れば、最低限つや消しのトップコートを勧めます。
もう少し詳細は、過去記事を読んで下さい、ここでは要点のみを記載して居ますので、興味が有れば
そちらを確認して下さい。
figma戦車は二回目ですので、一回目のD型の記事も確認して見て下さい。
各カテゴリーへのリンクは下記の通り
ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車 H型(D型改) ラジコン化及び塗装 リンク
ガールズ&パンツァー Ⅳ号戦車 D型 本戦仕様 ラジコン化及び塗装 リンク
Ⅳ号戦車H型 ガルパン塗装テスト フラットブラウン リンク
Ⅳ号戦車J型 ガルパン塗装テスト ウッドブラウン リンク
簡単に出来るだろう 確かに簡単に出来たと私は考えていましたが、レビューやつぶやき等を
見ていると、シュルツェンの取り付けが出来ないとか、車外装備品について設定と異なるとか、
色の問題を指摘したりしているのを拝見すると、案外経験値がない人にとっては難しい製品
なのではと考えます。
再販をやっていますが、自分のレベルはどのあたりで、どのレベルに仕上げたいかを
考えた上で注文される方が良いと思います。
まあ、この程度出来るでしょ!って言いたいんですけどねー
案外、出来ない人って要るんだと分かりましたので、参考に成ればと思います。
逆ギレして、このメーカー品はもう買わないとか、ちょっと失敗してもう止めた、ジャンク!
とかって書かれているのを見ると、もう少しゆっくりと手間を掛けて作りなおしてみたら?
と思います。
ちょっと出来ないから癇癪起こしても、折角の模型が勿体無いですから・・・
ネットで参考に成るものを探して、もう一度やり直してみて欲しいですねー
そうすれば、模型の楽しさが分かるんじゃないかなぁー
完成品ばかり買って遊んでも、結構つまんないんじゃ無いかな?
少し手を入れられるようになると楽しいと思うな~
忙しいから、完成品でしか遊べないって言うかもしれませんが
時間を作って、模型を仕上げるのが趣味だと思うので・・・
完成品で買って終わりは寂しいと思うし・・・まあ、このあたりは個人の気持ち次第ですね~
ガルパンの中で、戦車道には人生の全てが・・・と有りますが
模型も一緒で、いろいろと教わる部分も有りますから、じっくりとやってみれば難しいモノでは
無いと思います。
今回も塗装、ラジコン化までを行って見ました。
完成と云えば完成ですが、まだまだ手を入れたい部分も有ります。
砲塔シュルツェンの開閉機構は面白そうですね~
ギアの点検口ハッチの開閉は面倒かな~ 開け閉めすることないし(笑)
可動履帯は、やってみたい気持ちは有りますが、多分無理ですねー 嫁からクレーム出そう
【塗装だけでも結構ねー・・・この辺りは私だけの生活ではないので】
まあ、出来るところはやってみたいですね
おいおい時間を見ながら、他の趣味との兼ね合いで・・・
まあ、中には細部まで細かく拘る方もいますので・・・私も上には上がと思う日々です。
最低限、シュルツェンと車外装備くらいは取り付けて欲しいですねー その上からつや消しトップ
を薄く吹き付ければいいし・・・出来れば屋外で乾燥した日にやって下さいね
湿度があると白濁するので!この点は要注意です。
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