Nゲージ鉄道模型 テープLEDを使用した自作室内灯ユニットの作り方と消費電力について
【工作記事です、作業は自己責任でお願いします】
鉄道模型を楽しんでいる中で、一つは夜景を楽しむと言うのがあります。
フロア運転の殺風景な畳や床板の上でも、ライトを消して走らせると雰囲気が
ガラッと変わります。
その際に必要になるのが室内灯です。
今では、メーカーは勿論、各サプライヤーが室内灯ユニットとして、色々と販売を
されていますが、大抵が高価な製品に成ります。
一両のみを入れるのであれば、メーカー品なりを使用すれば簡単に、比較的
安く組めますが、大量に導入すると考えた場合一編成10両とすると、室内灯
ユニットだけで、小編成の車両セットや機関車が買える様なお値段になって
しまいます。
ましてや、色々な編成を複数所有しているとなると、全ての車両に室内灯を
導入するのは、困難な状況になると思います。
もっとも、金銭的に余裕が有れば、何ら問題ではありませんが!(^_^;)
そんな金銭的余裕が無い、私としてはなんとかして安くで室内灯を取り付けたいと
考えて、現在ではテープLEDを使って室内灯を組み込むようにしています。
この方法だと、一両当たり大体70円程度で組み込む事が出来ますので、メーカー
の室内灯ユニット1つ購入する値段で6~10両分くらいのユニットが作成出来ます。
そのテープLEDの構成としては、次のような構成に成ります。

正式な回路図ではありませんし、画面の都合上かなり簡略化しています。
必要な物は、テープLED本体、ブリッジダイオード、セラミックコンデンサー、ハンダ、
銅板厚み0.1mmくらいとバネ又はポリ線が必要に成ります。
テープLEDは、私は現在Amazonで購入しています。
5mSMD300個タイプを使用しており、価格変動が有りますが600~1500円くらいです。
こちらで、現在は購入しています。基本的に5m300個付きで問題なく使用出来ます。
1ユニットは5cm単位でSMD3個に成ります
国鉄の戦後の電車やJRの新製車両の蛍光灯の白い色の場合は白色を、旧型客車やグリーン車の一部
は電球色タイプを選択しています。
もっと明るいタイプが欲しい方は5m600個付きもありますし、こちらの場合は
1ユニットが2.5cmで切断出来るので、短い車両の場合は、こちらの方が融通がききます。
【テープLED 1ユニット単位の消費電力は20mAと考えています。注意として
1ユニットの長さを考慮してください。5m300個の場合1ユニットの長さは5cm、
5m600個の場合は2.5cmです。車両に組み込む長さに寄って消費電力を
計算し、使用するパワーパックの消費電力に対応出来るか確認ください】
【製品の詳細はよく確認して下さいね、販売時期で異なる場合もあるかもしれないので】
ダイオード関係の部品については、エルパラさんとマルツパーツ館さんを利用しています。
使用するパーツは
超小型ブリッジダイオード MB10M[5236]
GP075F106Z セラミックコンデンサ10μF[5245]
明るさを調整する場合もCRDか抵抗を付けます。
CRD E-153[3921] 15mAのCRD 他にも10mAなどあります。
以前テストした結果、現在はCRDも抵抗も使用していません、この辺はお好みで
取り付けてください、また、抵抗値などは何点かテストされるのも良いと思います。

最低限必要なユニットとしては、上の写真の通りです。

パーツは購入するとこんな感じです。

ブリッジダイオード、給電側にバネを入れて、これを車両側の給電部分と接触させます。


セラミックコンデンサー
各箇所に部品をハンダ付けして、パワーパックから給電して、点灯テストします。

【パワーパックからワニ口で給電出来るように、一本作っておくと何かと便利です】

車両天井面に100均で売っているアルミテープを切って貼ります。光漏れ対策です。


この写真では、電球色タイプのテープLEDを使用しています。
車両側の給電部分はメーカー各社で異なりますので、その都度、銅板を切断して入れたり、
バネで給電したりと工夫しています。もともとの室内灯の給電部を使用しますので、メーカー
品の方法を参考にしてください。
今回、客車に取り付けましたが、電車なども同様の方法で取り付けが可能です。

287系

225系 5m600個のタイプを取り付けています。
JRの新製車両には明るいLEDが似合います。

14系寝台特急 こちらは5m300個のタイプ

窓枠から溢れる明かりが綺麗です。
過去に色々とテストしていますので、そちらも確認いただければと思います。
自作室内灯 カテゴリー リンク
自作テープ室内灯を取り付けた14系寝台特急さくらです。
TOMIXの常点灯対応パワーパックN1001CLにて運転しています。
テープLED室内灯を組み込んだ225系と287系です。
KATOのスタンダートSを使用しての運転です。(両方共に)
案外簡単にテープLEDは取付できますので、室内灯を取り付けを検討の方は
一度チャレンジされてはどうでしょうか?
室内灯が綺麗に灯っている列車は綺麗ですよ
尚、室内灯を利用する場合、走行に使用するパワーパックの定格電流を確認し、
その電流値以内でご使用になってください。
容量の小さいパワーパックでの長編成及び室内灯装備はパワーパックに負荷が掛かります。
5m300個タイプのテープLED 1ユニット/5cm=20mA 一両に2ユニット使用で40mA/一両
【5m600個のタイプも1ユニット当たりの消費電力は同じですが、使用するユニット数を考慮】
10両編成の場合
40mA×10両=400mA
ヘッドライト/テールライト(←は電球タイプで計算 LEDなら20mA×2=40mA程度)
60mA×2両=120mA
モーター
300mA×1両=300mA(最大)
合計820mA(0.82A)が最低必要です。【理論上です、実際には・・・ですが、一応は】
もし、5m600個タイプを使用し一両に4ユニット入れた場合、車両部分が倍となり
最低1220mAが必要となりますので、スタンダードSもN1001CLも使用出来ません。
この辺の計算方法はトミックスカタログ等を参考にして下さい。
まあ、余程の長編成、新幹線の16両編成への全車両室内灯取り付けなどを
考えている場合は容量計算は必要ですね
だだ、5m300個タイプを使用の場合は10両編成程度までで有ればスタンダードSで
遊べます、ただ折角の室内灯を装備するのであれば常点灯化は考慮したいですね!
最低限、室内灯を組み込んで遊ぶ場合は、パワーパックについてはKATO
スタンダードSの1A以上かTOMIXならN-1001CLの常点灯対応の1.2A程度がお勧めです。
現状、私のところでは、N1001CLを一台導入し、レイアウトやテスト線で使用しています。
古いパワーパックは付帯設備用の給電装置として、ポイントの切り替えやその他照明の
電源を取っています。
その為、走行専用のパワーパックとして利用できるので、定格電流一杯まで使用出来ます。
最も、そんな最大スピードを出すわけでも有りませんし、レイアウトの場合、最大8両編成
も入れればいっぱいです。
クローゼット内環状線はフル編成で10両程度ですし、分岐もないオーバル線の為、
スタンダートSでも十分の容量です。
流石に0.5Aくらいのパワーパックで室内灯装備の車両走行は難しいので、室内灯装備をお考え
の場合はパワーパックの増強も考慮して下さい。
電流容量に余裕が有ると、モーター車の走行性もより安定しますので、古いパワーパック
をお使いの向きには、パワーパックの更新をおすすめします。
常点灯はいいですよ!
そうそう、レンタルレイアウトの場合?
私がお伺いした事のあるレンタルレイアウトさんは最低でもKATOのスタンダートSを
使用されていますし、殆どのところはトミックスのN1001CLを使われています。
未だに、これ以下のスペックのパワーパックを利用しているレンタルレイアウトだと
走行そのものも安定性に欠くようなお店だと思いますので、私なら利用しませんね~
レンタルレイアウトと言う以上、ある程度の走行距離があるでしょうから、そんな小さい
容量のパワーパックは使えないと思いますしね~
余程古いお店でも、スタンダードSにしていますね、そんなところは別料金でN1001CL
を使わせたりしますが、もともとの標準の内容でまともなレンタル走行が出来ない
のなら、そのお店の客への姿勢の方が問題でしょうね~
満足して走らせられるからレンタルレイアウトに行くのだから?
そんなお店が潰れても、それは営業努力や顧客満足度を上げられない店主の問題ですね!
私の知っているところは、その辺十二分に考えて居られますからね!

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【工作記事です、作業は自己責任でお願いします】
鉄道模型を楽しんでいる中で、一つは夜景を楽しむと言うのがあります。
フロア運転の殺風景な畳や床板の上でも、ライトを消して走らせると雰囲気が
ガラッと変わります。
その際に必要になるのが室内灯です。
今では、メーカーは勿論、各サプライヤーが室内灯ユニットとして、色々と販売を
されていますが、大抵が高価な製品に成ります。
一両のみを入れるのであれば、メーカー品なりを使用すれば簡単に、比較的
安く組めますが、大量に導入すると考えた場合一編成10両とすると、室内灯
ユニットだけで、小編成の車両セットや機関車が買える様なお値段になって
しまいます。
ましてや、色々な編成を複数所有しているとなると、全ての車両に室内灯を
導入するのは、困難な状況になると思います。
もっとも、金銭的に余裕が有れば、何ら問題ではありませんが!(^_^;)
そんな金銭的余裕が無い、私としてはなんとかして安くで室内灯を取り付けたいと
考えて、現在ではテープLEDを使って室内灯を組み込むようにしています。
この方法だと、一両当たり大体70円程度で組み込む事が出来ますので、メーカー
の室内灯ユニット1つ購入する値段で6~10両分くらいのユニットが作成出来ます。
そのテープLEDの構成としては、次のような構成に成ります。

正式な回路図ではありませんし、画面の都合上かなり簡略化しています。
必要な物は、テープLED本体、ブリッジダイオード、セラミックコンデンサー、ハンダ、
銅板厚み0.1mmくらいとバネ又はポリ線が必要に成ります。
テープLEDは、私は現在Amazonで購入しています。
5mSMD300個タイプを使用しており、価格変動が有りますが600~1500円くらいです。
こちらで、現在は購入しています。基本的に5m300個付きで問題なく使用出来ます。
1ユニットは5cm単位でSMD3個に成ります
国鉄の戦後の電車やJRの新製車両の蛍光灯の白い色の場合は白色を、旧型客車やグリーン車の一部
は電球色タイプを選択しています。
もっと明るいタイプが欲しい方は5m600個付きもありますし、こちらの場合は
1ユニットが2.5cmで切断出来るので、短い車両の場合は、こちらの方が融通がききます。
【テープLED 1ユニット単位の消費電力は20mAと考えています。注意として
1ユニットの長さを考慮してください。5m300個の場合1ユニットの長さは5cm、
5m600個の場合は2.5cmです。車両に組み込む長さに寄って消費電力を
計算し、使用するパワーパックの消費電力に対応出来るか確認ください】
【製品の詳細はよく確認して下さいね、販売時期で異なる場合もあるかもしれないので】
ダイオード関係の部品については、エルパラさんとマルツパーツ館さんを利用しています。
使用するパーツは
超小型ブリッジダイオード MB10M[5236]
GP075F106Z セラミックコンデンサ10μF[5245]
明るさを調整する場合もCRDか抵抗を付けます。
CRD E-153[3921] 15mAのCRD 他にも10mAなどあります。
以前テストした結果、現在はCRDも抵抗も使用していません、この辺はお好みで
取り付けてください、また、抵抗値などは何点かテストされるのも良いと思います。

最低限必要なユニットとしては、上の写真の通りです。

パーツは購入するとこんな感じです。

ブリッジダイオード、給電側にバネを入れて、これを車両側の給電部分と接触させます。


セラミックコンデンサー
各箇所に部品をハンダ付けして、パワーパックから給電して、点灯テストします。

【パワーパックからワニ口で給電出来るように、一本作っておくと何かと便利です】

車両天井面に100均で売っているアルミテープを切って貼ります。光漏れ対策です。


この写真では、電球色タイプのテープLEDを使用しています。
車両側の給電部分はメーカー各社で異なりますので、その都度、銅板を切断して入れたり、
バネで給電したりと工夫しています。もともとの室内灯の給電部を使用しますので、メーカー
品の方法を参考にしてください。
今回、客車に取り付けましたが、電車なども同様の方法で取り付けが可能です。

287系

225系 5m600個のタイプを取り付けています。
JRの新製車両には明るいLEDが似合います。

14系寝台特急 こちらは5m300個のタイプ

窓枠から溢れる明かりが綺麗です。
過去に色々とテストしていますので、そちらも確認いただければと思います。
自作室内灯 カテゴリー リンク
自作テープ室内灯を取り付けた14系寝台特急さくらです。
TOMIXの常点灯対応パワーパックN1001CLにて運転しています。
テープLED室内灯を組み込んだ225系と287系です。
KATOのスタンダートSを使用しての運転です。(両方共に)
案外簡単にテープLEDは取付できますので、室内灯を取り付けを検討の方は
一度チャレンジされてはどうでしょうか?
室内灯が綺麗に灯っている列車は綺麗ですよ
尚、室内灯を利用する場合、走行に使用するパワーパックの定格電流を確認し、
その電流値以内でご使用になってください。
容量の小さいパワーパックでの長編成及び室内灯装備はパワーパックに負荷が掛かります。
5m300個タイプのテープLED 1ユニット/5cm=20mA 一両に2ユニット使用で40mA/一両
【5m600個のタイプも1ユニット当たりの消費電力は同じですが、使用するユニット数を考慮】
10両編成の場合
40mA×10両=400mA
ヘッドライト/テールライト(←は電球タイプで計算 LEDなら20mA×2=40mA程度)
60mA×2両=120mA
モーター
300mA×1両=300mA(最大)
合計820mA(0.82A)が最低必要です。【理論上です、実際には・・・ですが、一応は】
もし、5m600個タイプを使用し一両に4ユニット入れた場合、車両部分が倍となり
最低1220mAが必要となりますので、スタンダードSもN1001CLも使用出来ません。
この辺の計算方法はトミックスカタログ等を参考にして下さい。
まあ、余程の長編成、新幹線の16両編成への全車両室内灯取り付けなどを
考えている場合は容量計算は必要ですね
だだ、5m300個タイプを使用の場合は10両編成程度までで有ればスタンダードSで
遊べます、ただ折角の室内灯を装備するのであれば常点灯化は考慮したいですね!
最低限、室内灯を組み込んで遊ぶ場合は、パワーパックについてはKATO
スタンダードSの1A以上かTOMIXならN-1001CLの常点灯対応の1.2A程度がお勧めです。
現状、私のところでは、N1001CLを一台導入し、レイアウトやテスト線で使用しています。
古いパワーパックは付帯設備用の給電装置として、ポイントの切り替えやその他照明の
電源を取っています。
その為、走行専用のパワーパックとして利用できるので、定格電流一杯まで使用出来ます。
最も、そんな最大スピードを出すわけでも有りませんし、レイアウトの場合、最大8両編成
も入れればいっぱいです。
クローゼット内環状線はフル編成で10両程度ですし、分岐もないオーバル線の為、
スタンダートSでも十分の容量です。
流石に0.5Aくらいのパワーパックで室内灯装備の車両走行は難しいので、室内灯装備をお考え
の場合はパワーパックの増強も考慮して下さい。
電流容量に余裕が有ると、モーター車の走行性もより安定しますので、古いパワーパック
をお使いの向きには、パワーパックの更新をおすすめします。
常点灯はいいですよ!
そうそう、レンタルレイアウトの場合?
私がお伺いした事のあるレンタルレイアウトさんは最低でもKATOのスタンダートSを
使用されていますし、殆どのところはトミックスのN1001CLを使われています。
未だに、これ以下のスペックのパワーパックを利用しているレンタルレイアウトだと
走行そのものも安定性に欠くようなお店だと思いますので、私なら利用しませんね~
レンタルレイアウトと言う以上、ある程度の走行距離があるでしょうから、そんな小さい
容量のパワーパックは使えないと思いますしね~
余程古いお店でも、スタンダードSにしていますね、そんなところは別料金でN1001CL
を使わせたりしますが、もともとの標準の内容でまともなレンタル走行が出来ない
のなら、そのお店の客への姿勢の方が問題でしょうね~
満足して走らせられるからレンタルレイアウトに行くのだから?
そんなお店が潰れても、それは営業努力や顧客満足度を上げられない店主の問題ですね!
私の知っているところは、その辺十二分に考えて居られますからね!

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