昨日のブログで書きました、マークⅣの上に載っている物は何?
何故、この形なの?

OLY18310_R
この台形の長い物は?
ツイッターでも連絡を頂きましたが、戦車がスタックした際に脱出するために使用する角材
なのでは?
たぶんそうなんだと思うんです。
WWⅠ当時の戦闘は塹壕戦でした。塹壕の手前で敵兵に対して遅滞行動を取ります。
その為、バリケードを配置したり、泥状にして敵兵の足を遅くさせることも行った
ものと思います。

そんなドロドロのところでも戦車はハマってしまいますので、その際に履帯の下にこの角材
を潜り込ませることで、スタック状態から脱するのに使用したと思います。

ここで、では何故台形なのか?
このスタック脱出用の棒については、ロシア戦車が標準装備で持ってますね

OLY18307_R
T-80です
OLY18309_R
T-72

OLY18312_R
T-90にもあります。
写真が無いですが、T-34にも付いていましたのでロシア戦車に取ってはコレは必需品
なんですね

WWⅡ以降のロシア戦車ですので、塹壕戦では使わないでしょうけど、ロシアの大地として
雪解け後の平原では必需何でしょう
動画でもロシア戦車のスタックシーンなどよく見ますので

でも、ロシア戦車のスタック脱出棒ですが、丸太なんですよね
丸太で十分だと思うんですよね

それに対して、なんでマークⅣは台形なのか?

OLY18311_R
これ、模型なので実物もこうだったのか?は不明なんですが、ボルト固定してありますね

ロシアは森林が多く、丸太が沢山あったから
対して、イギリスは産業革命以降、国土の改造?開梱かな?が進み森林が減り、丸太の入手が
困難だった、その為、加工木材の板を積層させてボルト固定した。

台形にしたのは、四角のままだと丸太の直径と同じ辺の幅だと、丸太に対してニ~三割増し
の重さになると思われる、台形にすることで底辺の幅が広くなり泥に対しての接地面が
広くなり沈みにくくなる、その上、強度と軽さの機能を持たせた?

という、私なりの考察を考えてみました。
どうでしょうか?
本当かどうかは分かりませんが、私の戯言です・・・

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