CDプレーヤーを修理する SONY CDP-338ESD

【本日の内容は、家電製品の修理です、この修理方法等、正規の方法では有りませんので、
参考にしていただく程度とお考え下さい。また、修理の際、トランス、コンデンサ等不用意に触ると
感電等の危険性も有りますので、この点もご注意願います。また、個人での修理を推奨するものでは
有りませんので、参考に修理をされる場合は自己の責任に於いて、実施願います。
当方は一切関知いたしませんので、悪しからず。】

今日は朝から、オーディオをおいているラックからCDプレーヤーを取り出しました。
このCDプレーヤー 1988年頃の製品ですので、もう26年近く前の製品です。
この当時、私はオーディオ熱が強くて、この据え置き型のCDプレーヤーとしては2代目に
購入した物ですが、このプレーヤーには思い入れが強く、ずっと使用して来ました。
ただ、結婚して子供が出来るとなかなかゆっくりとCDを聴く時間が持てず、聴けないでいました。
数年前から、CDを入れても再生がおかしくなり、CDを読み取れなくなっていました。

CDを入れると、回転はして、シークはしているのですが、再生出来ないという状況になっています。
トレイの開閉は問題なくスムーズに開閉しますので、CDのピックアップレンズの汚れか
出力が低下しているのか?コンデンサなどが経年劣化で膨らんだりしているのかもしれません。
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26年前、定価としては89800円した製品です。
この当時はバブル期でしたし、オーディオに対して各メーカーが物量を投入していた時代の製品らしい
雰囲気があり、また、この雰囲気がオーディオらしくて、私としては手放せない製品です。
今回、もう26年も経過していますので、自分で修理が可能なら修理してみて、ダメならラックから外して
保管するか、ジャンク扱いで放出するか?考えたいと思います。
OLY12592_R.jpg
この前面なども、殆どが金属製で出来ており、重量は12kg近く有ります。
今、1歳4ケ月の息子と同じくらいの重量級です。
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やっぱり、音が違うんですよね~
先日、たまたま昼に時間が出来、CDを聴こうと思って、これに入れて見ましたが、再生出来ず、やむなく
DVDプレーヤーでCDを再生しましたが、低音域と高温域の音の出方と言うか、音に厚みが無いんですよね
それで、出来ればもう一度、このプレーヤーでCDを聴く事が出来ないか?と思っていました。
OLY12594_R.jpg
天板を開けて見ました。
26年経過していますが、中は案外綺麗です。これでも毎週オーディオをおいているラック等は掃除して
いますので、ホコリが入り込んでいませんね!
OLY12595_R.jpg
ピックアップレンズはキズ等は無いようです。ただ、見えない様なホコリが付着しているのかも
しれませんね!先ずは、綿棒に無水エタノールを付けて、ピックアップレンズを清掃します。
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古い機器の場合、コンデンサが膨張する事が多いのですが、これを見ている限り、目に見えて膨張
しているようには見えませんので、なんとかまだ使用出来そうです。
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この状態で、一度CDを再生してみます、ヘッドホンで再生を確認しながら聴くと、レンズを清掃する前
は、全くCDを認識しませんでしたが、CDを読み取り再生が出来ました。
ただ、トラックの1番2番までは正常ですが、3番以降になると音飛びまたはシークしない様になり、
CDの外周部分の読み取りの際に、CDの回転が不安定に成るような感じに成っているのが分かりました。
OLY12598_R.jpg
読み取れるように成って、再生出来るように成りましたが、さて、どこかでCDの回転を調整出来る部分が
あるのか?
OLY12601_R.jpg
基板上にボリュームが4つ有ります。
黄色い色の中央の+の切り込みがあるものが、ボリュームに成ります。
他の方のブログに、この右側の一番下にあるのが、ピックアップレーザーの出力と有りました。
で、残る3つのうちで、どれかが回転を司っているのか?をテストして見ました。
CDを再生しながら、それぞれのボリュームを動かして行くと、写真左の上にあるものを、回転させると、
CDの回転が早くなったり、遅くなったりすることが分かりました。
そこで、CDを再生しながら、トラックの外周部分でも、回転が制御される位置に、ボリューム位置を調整
しました。
OLY12602_R.jpg
CDの外周の部分にピックアップレンズのトレイが移動して来て、読み取れるように成りました。
何枚かCDをテストしました。正規のCDは正常に読み取れます。ただ、残念ながらCD-Rに焼いたモノに
関しては、読み取れるものと読み取れないものが有りました。
この当時のこのCDPはCD-Rは有りませんでしたので、対応出来なくても仕方が無いとは思います。
チャントしたCDが読め、再生出来るように成りましたので、私としては大変うれしいです。
OLY12600_R.jpg
天板を閉めました。天板の裏ですが、こんな部分にも制振に気遣って作っていたんですね~
この当時のオーディオはやっぱり良いです。

この後、ラックに戻して、アンプとスピーカーに接続して、CDを再生しました。
やっぱり、違います。
DVDプレーヤーでCDを再生した時と異なり、音の広がりが音像の定位など、音に厚みがある感じがします。

今回、もうダメかな?と諦め半分で修理して見ましたが、チャント再生出来るようになり、とても嬉しいです。
愛着のある物が、自分の手で直せた事と、まだまだ現役で聴ける事に嬉しさを感じました。

この当時に使っていた、SANSUIのプリメインアンプAU-a707iを残しておけばよかったなと、つくづく思います。
子供たちが、巣立ってくれたら、オーディオも再度見直したいと思いますが、今はこの古いCDPで音楽を
聴ける時間を楽しみたいと思います。
久しぶりにジャズとか聴きたいですが、なかなか時間がね~(笑)

個人的に、SONYタイマーと揶揄する人に思うのは、SONY製って結構丈夫だと思いますね
ただ、何でもそうですがメンテは必要です。放ったらかしでは壊れます。
私が使用して来たソニー製品は殆ど壊れた事が無く、SONYタイマーと言われる3年とか5年で
壊れたモノは有りませんでした。
寧ろ、パナソニックのテレビなんて7年目でプッツリと切れて昇天しました、地デジ移行期でしたので
アナログテレビ自体の寿命も有りましたので、これを気に買い替えましたが、パナ以前に使用していた
SONYに戻しました。
タイミング的なものや、大量生産品ですので、当たり外れが有るのかも知れませんが、私としては
SONY製品には、今も信頼を寄せられるブランドだと思っています。
今のSONYは少し心配ですね!このCDPの時代の製品の様な信頼を持てる会社に戻って欲しいです。






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