先進技術実証機  ATD-Xがロールアウト
先週土曜日 TBSの報道特集にて、現在防衛省(航空自衛隊)と三菱重工他と共に
開発を行っている先進技術実証機 (Advanced Technological Demonstrator-X,
ATD-X)についての報道がありました。

大変興味深く思い、見ました。

以前から心神などの名称で開発が報じられて来ましたが、ようやく実際に飛行できる
形の実験機が工場からロールアウトし、空へ上がろうとしています。

今回の機体はあくまでも実験機であり、このまま戦闘機として使われるものではなく、
将来の日本の戦闘機の方向性を検証するものです。

それでも内容的には非常に魅力的な性能を有しているようです。

戦闘機を開発する是非について
日本の国家予算として考えたとき、福祉、教育等の予算と国防費としての予算と比べ、
財政難の中でも、戦闘機開発をする必要があるのか?
個人的な考えとして、国が守られてこそ、福祉や教育が出来ると考えています。
今も内乱や戦乱が続くイラクやパレスチナを見ていると、いくら福祉の充実や教育に
力を入れると言ったところで、戦乱が続く中ではなにも話が出来ません。
そう考えれば、今の日本として見たとき、表面的には戦争をしておらず、平和の様に
見えますが、東シナ海では、中国からの圧力があり、日本海側ではここ最近毎日
ミサイルを飛ばしている国があり、また、隣の国は訳のわからない因縁を言い続け
ています。

こんな国が近くにある現実を見ると、国防はきちんと考える必要がありますし、
集団的自衛権も憲法9条の見直しも、もっと議論されていいと思います。

そんな中、ATD-Xがお目見えしたことは、将来を考える上でも重要だと思います。
過去、日本で戦闘機開発を進めようとしたとき、米国は横やりを入れ続けて
来ました。

今後、現在の主力戦闘機のF-15も更新の時期を迎えます。
今、導入を進めようとしているF-35では、日本の迎撃任務には能力不足である
ことは、否めない事実があり、ただ、空自が欲したF-22は入手することが
できない以上、F-35に不足している対戦闘機戦闘能力とスーパークルーズ能力
が高い、戦闘機は日本にとって必要な装備です。

日本には限られた数の航空機基地しかなく、戦闘空域までの距離も長い為、
スーパークルーズ能力による、戦闘空域までの進出時間の短縮、また、
ステルス性があることで、敵から発見されずに、空域に進出できる能力は、
今後絶対的に必要な要素ですので、今回のATD-Xは成功して欲しいと考えます。

この機体はあくまでも実験機ですので、このまま戦闘機としては使用出来ません
ので、この機体での実地データを蓄積して、是非、日本独自の戦闘機開発を
行ってほしいと考えます。

何時までも、米国頼みの航空戦力の導入は、無理があるように思います。
米国は今後も、F-22の様な制空戦闘機については、他国への供与はしないのでは
と考えます。
多目的戦闘機といわれる中途半端なF-35は、他国へばら撒くとしても、これは
攻撃機が主任務であり、相手戦闘機の迎撃任務には不向きではと考えます。
日本の国情として、専守防衛が基本であると考えた場合、この攻撃ではなく、
制空戦闘能力の高い、迎撃能力を有した戦闘機こそが欲しい機体であると思います。

迎撃能力が高い機体があれば、相手国の航空機を、より遠くで、そして味方の
損害を最小にして、相手の侵攻の意思を削ぐことが可能だからです。

そんな、日本の防衛に特化した戦闘機開発をしてほしいと考えます。
それこそが、日本を戦争から守る手段と考えます。

以前から書いていますが、非武装中立なんてありえない話です。
最低限、自国の安全は自ら守るのが原則だと考えます。


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