Nゲージ鉄道模型 KATO製機関車 常点灯化対応時、逆起電力チラツキ対策としてコンデンサー容量を変更する

ブロ友さんの『にゃいっちぃと赤い電車(Panda NEKO No.1 ブログ)』さんのブログにて、
少し前にKATO製電気機関車にて、常点灯化の目的で既設のコンデンサーを切除した際に
発生する、逆起電力による、進行方向反対側のライトが点灯又は点滅する問題の対処として
スナバ回路ではない方法として、コンデンサーの容量を小さくするとのお話が掲載されていました。
詳細は下記、リンクを御覧ください Panda NEKO No.1さんのブログの該当ページです。
KATO(N) ELの逆方向点灯や常点灯不可の対処方法 リンク
【Panda NEKO No.1さん 今回は大変面白い情報と方法をご教授頂きまして有難う御座います。
この場をお借りしてお礼申し上げます、有難うございます。】

正直、この方法を教えて頂いて、今までの苦労は何?って感じです(^^ゞ
コンデンサーの切除だけなら問題なく簡単ですが、これだけだと走行中に進行方向逆側のライトが
結構明るく点滅してしまい、私としては気に入りませんでした。
その為、他のブログ等でも実施されているスナバ回路というものを実際にテストもして見ました。
(過去にテスト結果を掲載済み)
ですが、この方法も結構手間が掛かる上、私のところの全機関車への施工はためらうものでした。

それに対して、今回のPanda NEKO No.1さんの方法は、既存のコンデンサー容量を0.033μFに
交換するだけ!との事でした、この記事を読んで、私は目からウロコ!状態でした。

で、この容量のコンデンサーを手配していたのですが、運悪く一緒にお願いしたLEDが欠品して
おり、出荷が遅れていたのですが、ようやくコンデンサーが届きましたので、実際にテストして見たいと
考えます。

OLY15575_R.jpg
コンデンサー安いです、10個100円です。
今回、Panda NEKO No.1さんを信頼して、0.033μFのみの一点買いです(^^ゞ
購入先はこちらです。
電子部品通販サイト マルツオンライン
電子部品購入の際は、必ず定格電流電圧を確認して下さい、中にはDC10Vの物も有りますので、コレは
使用しないで下さい、必ず18V以上 今回私が購入したのは25Vです。

【Nゲージの定格電圧DC12Vに対して、1.5Vの安全係数を考慮してDC18Vとしています。この安全係数
は、私の判断ですので、ご心配の向きはご自分で判断願います。 コントローラーの実測でも14V程度
ある場合も有りますので、DC12Vの物を使用するのは危険と考えます。14Vの1.5倍と考えれば、25V
程度が妥当ではと考えます。 一応、今回のこの実験で使用している車両は1時間近く通電してテストを
行い、発熱等の異常が無いことを確認しています。但し、私の環境下での話ですので、全てに於いて
大丈夫とは断言は出来ません、改造に関しては、ご自身の判断と責任で実施願います。当方は一切
責任等は負いません、ブログ開設時より、改造等は自己責任でお願いする旨、掲載してあります。】
追記 
村田製作所 コンデンサー容量についてのQ&A リンク
抜粋
積層セラミックコンデンサ(対象:定格電圧 100V 以下品)は、温度補償用コンデンサでは定格電圧の3倍、
高誘電率系コンデンサでは2.5倍の耐電圧性能を確認しています。


OLY15576_R.jpg
製品番号はこちらです。
OLY15577_R.jpg
今回テストしたのは、KATOのEF60 少し古い製品で砲弾型LEDを使用した製品です。
OLY15578_R.jpg
前回、メンテナンス記事を書いた際に使用した車両で、既にコンデンサーを外したものです。
OLY15579_R.jpg
コンデンサーを外した状態で、TOMIXの常点灯コントローラーN1001CLで、停止状態で常点灯
させる、両方向のLEDが点灯してしまいます。
OLY15584_R.jpg
今回購入したコンデンサー1608タイプの容量0.033μF(マイクロファラット)です。
OLY15585_R.jpg
もともとのコンデンサーがあった場所に取り付けました。
OLY15587_R.jpg
静止状態で、常点灯化が成功しました。

この後は、下の動画を一度見てください。

コンデンサーを小さい容量に変えると、静止状態での常点灯は成功しました。
走行時に関しては、コンデンサーが無い状態と比べて、かなり輝度が低くなりました。
ビデオでは、明るい様に見えますが、肉眼だと明らかに容量が小さい方が暗く感じられます。

ボディを載せて走らせると、コンデンサー無しの時と較べてもかなり改善され、この程度なら
私としては、とても満足出来る結果だと考えています。

スナバ回路は、コンデンサーと抵抗を組み合わせた部品を、車両の中のモーターに一番近い
部分へ組み込むという事が必要で、また、効果としても今回の容量を変更した場合と同じ
程度の効果でした。
そう考えると、今回のコンデンサーの容量を変更するだけ!と云うのは、回路の部品も必要
無く、また、回路を組み込むスペースの確保も不要となり、ただ単に既存のコンデンサーの
交換のみで対応が可能と成れば、かなり作業も簡略化出来、コスト的にもかなり魅力が
有ります。

今後、隙を見てコンデンサーのみの交換であれば出来そうな?感じがします。

今回、少し前の製品で実施しましたが、明日アップする方では、現行仕様のチップLED基板
を使用した車両での検証を載せますので、そちらもご覧頂ければと思います。



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